ずっと先生にあこがれていた。 優は書道家になることを諦めて現実を見ていたけれど、俺はとことん理想を追い求めた。 先生みたいにあの筆を執りたい。 畳の上で着物を着て、微笑んで。 先生になりたい。 追求し続けた理想は、いつしか現実になった。 やっとゴールにたどり着いたんだと思った。