「……あ」 間抜けな声と共に視界が開ける。 そこには青い空も、畳も、散らばっていた赤色も、何もなかった。 カーテンが閉まった、暗い自分の部屋だった。 「夢オチとか、最悪…」 だけど心の底から安堵する。 よかった――。