「どうするんだ?その枕」 どうしたんだ?よりも、 その言葉が先に出てきた。 「返品する。 まだぎりでクーリングオフ利くから」 「それならよかった」 自分でもよく分からないけれど、 そうするのがとにかく1番だと思った。 戻りたい日はもう無い。 「……どうかしたか?」 「いや、何でもないよ」 俺たちにあるのは、 希望や期待や、そういった物だ。 これからの日々が、どうか彼と共に、 1日でも長く続きますように。