恋のレッスン〜先生は幼なじみ〜

でも、悪いのは私だと思うから、一生懸命に謝った。


「本当にごめんなさい。私、漸く自分の気持ちに気付いたんです」


「そんなの知るかよ!」


「あの、先輩だって本当は私なんか、好きじゃないですよね?」


「ふん。当たり前だ」


「だったら、なんでそんなに怒るんですか?」


「いいだろ、どうだって。それよりアンタ、僕が手を出さないから嫌になったんじゃないの? だったら、ヤッてやろうか?」


そう言って西条先輩は私を壁に押し付けた。


「ち、違います」


「違くないでしょ? 少しぐらい胸が大きいからって、いい気になってんじゃないよ!」


ビリッ


西条先輩は私のブラウスに両手を掛けると、それを左右に引き裂いた。