キーンコーン……



｢きりーつ、礼！｣



挨拶をすると同時にガヤガヤと騒がしくなる。

隣のクラスも終わったようだ。



｢凛ー、今から彼んとこ行ってくる！
よかったら…待っててくれない？｣

｢今日も、でしょ？｣

｢毎日ではない！｣

｢あはは、ごめんごめん。
じゃあ、私掃除だしここで待ってるね。｣


そして、私 -柳野 凛- は掃除を始めた。






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