―――ギィー・・・ 屋上に出た途端、青くてとても綺麗な大空があたしを包み込み、爽やかで気持ちのいい風があたしの頬をなでる。 幸せの時があたしを包みこむ。 不安なんて・・・吹き飛ばせられる。そんな青空。 先輩はいつものベンチで、座っていた。