涙が溢れた。 指が二本も欠けた手が綺麗なはずなんて絶対にないのに……。 先輩は、あたしの指を見て、そんなあたしを受け入れるだけでなくて、そんなあたしを“綺麗だ”なんて言ってくれた。 あたしの嫌な所まで、認めてくれる先輩が、もっともっと、愛しくなった。