「優杏!起きなさい!」


うるさい親の声。


さっきより、少し視界が明るくなった気がする。



そして、なんだかとても寒い…。




「遅刻しても知らないよ!もう登校時間とっくにすぎてるよ!」

嘘っ!?




って、そんなこと知ってるに決まってるじゃん。


でなきゃ、6時で普通に目覚ますだろ。