初恋向日葵


少しずつ頭がミシミシと痛くなる。

「諦めるなら
私がその人を花梨ちゃんから奪うって決めたわ。」


ズキンッ

「でも、告白した私をその人はバッサリ断った。」


どんどん感情的になる未来ちゃん。

「私もその人が大好きだったからっ!」

バンっと壁を叩く。

「私はその時なにもかも
上手くいってなかった。」