「スッ……スッ…ハァー」 息が… 「彩夜、大丈夫?!」 私の異変に気づいた友達が駆け寄ってくる。 「だいじょぶ…ハァ…ハァ…」 「落ち着いて、深呼吸して~」 「スゥー…ハァー…」 あ…だいぶ良くなった…かも。 なんだ、今の。 「うん…よし、行く」 「無理しないでよ!」 でも、走んなきゃ。 重い足を無理やり動かし、自分の番のところへ行く。