「この力・・・白夜。」

「はい。」

名前を呼ぶと近くに控えていた白夜が返事をする。

「この者たちを調べてくれ。」

「はい。」

そう言うと白夜は素早く去った。

「お前、なのか・・・?」

水面に移る優しく微笑んでいる少女をただ眺めていた。