桜の木の前で

こちらに2人の攻撃弾け飛んでくる。

私はそれを結界で防ぐ。

そして桜乙女の霊力を込めた矢を番え、弦を絞り巍然に狙いを定める。

そして思いっきり放つ。

矢は光を放ちながら巍然を貫く。

「くっ」

巍然がうめく。

「桜乙女の力を秘めたる矢よ、この鏡に悪しき魂を封印し、鎮めよ」

そう叫ぶと胸元に下げていた鏡に巍然が封印される。

それを見届けたあと私は雷君の背から飛び出し、刹那に飛びつく。