「ごめんね狐君。俺が瑠璃をもらうから。」

そう怪しく微笑むと落雷を落とす。

「きゃ!」

すると目の前に迫った落雷を誰かが弾き飛ばす。

「あなた・・・・雷君?」

「そうです。我が姫君。」

「あなた・・・雷獣ね?」

「ええ。私は以前刹那様に助けていただいたものです。ここはおまかせください。そしてお2人をおってください。」

「っはい!」

私は雷君の言葉の通り刹那と走り出した。