「っふ。相変わらず強がりだね。」

「あなたもね。」

お互い静かに微笑み合い、見つめ合う。

「君にお願いがある。」

「なあに?」

「将来、瑠璃と瑠璃の大切な人が困った時この鏡で2人を導き合わせて欲しいんだ。」

そう告げると懐から鏡をだす。

「この鏡、強い霊力をかんじる・・・。」

「ああ、俺の霊力がこめてあるんだ。」

あなたはいつもそうやって周りを考えているんだね。