車に乗ってから、 俺に余裕と言う物が 1欠片もなかった。 沙穂は、何か話そう?? と、必死に俺に問いかけてくるけど… とにかく俺には余裕がない。 沙穂は俺の様子がおかしいと思ったのか 俺のことをチラチラ見てくる。 そんな目で見られたら ひとたまりもないって言うのに…。