THE BEST REVENGE

——ああ、きっと僕らは幸せだった。
これまでこんな所で
それなりに生きてこれたのだから。
君が逝って、僕はずっと探してた。
これから生きる理由を。

でももう諦めた。

君はきっと、好きだった、
あの青い空の彼方へ行ったと信じた。
そう思えば、
僕がその先へと進める、
またきちんと、
人生と向き合える気もした。