「御主人様がお帰りになるまでにお茶でもお飲みになりますか?」 「私がオフィスに行くわよ。」 むー…いちいちキレ口調…奏斗様が苦手なタイプだな 佐屋島様が屋敷を出たとき奏斗様に電話をした 『もしもし。』 『奏斗様。奏です。イブ・佐屋島という人が―』 『来たのか。』 『はい。多分そちらに向かっていると思いますが…』 『わかった。』 奏斗様は"諦め"というような感じだった