チュンチュン__


小鳥が気持ちよさそうに鳴く
爽やかな朝。

「愛実ー早く起きなさいって」
「もう少し寝かせて」


これが私の毎日だ。
ぐーたら生活をしていて
学校にいくのがだるい。

「早くしなさい!!」
「もー…」


学校なんてめんどくさい
友達となんていたくない
まず友達なんていらない。

みんな近づいてきても
『可愛い~!!』

この一言だけ。
もう疲れた。愛想笑いなんてしたくない。


「愛実?なにぼーっとしてんのよー」
「あぁ、ごめん」
「早く朝ごはん食べちゃいなさい」
「うん」