「よく…がんばったな。」 疲れきった笑顔で土方さんは言った。 「は…?」 そんなこと言われるなんて思ってもみなかったから 「は…?」なんて言葉がついでてしまった 「てめえは先に帰れ。」 そして土方さんは私にそう言い渡した。 「えっ…」 「いいから先に帰れ!」 私に有無は言わせてはくれなかった。 「お前には屯所でけが人の手当てをしててほしいんだ。」 なんだ…そう言うことか。 やることを指示してもらえたことが嬉しかった。 仲間だ。って言ってもらえたみたいな気がしたから…