「好き…です!」


ある日、窓の外からそんな声が聞こえた

この声は、彼女の声だ

恥じらいを含むその声と言葉


まさか、誰かに告ってる…?


そう思った瞬間
胸を締め付けられる感覚に襲われる

そして、彼女の前にいるであろう男に黒い感情を抱く







あぁ…最悪…

嫉妬して気付いた

彼女への想い







俺は、あの子が好きなんだ