「茶々、お待たせぇ」 生徒会室を飛び出して、ノンストップで兎小屋まで走ってきた やったぁ! 見ちゃった! 私の言葉に、大島くん… 皐月が、真っ赤になった! 私しか知らない、彼が見れた気がして嬉しかった 「茶々、ありがとう」 そう言いながら、茶々を抱き締める 茶々がいたから… 彼を好きになれた 私と皐月を巡り合わせてくれた 兎小屋 ここで始まった、私の恋 これからも ずーっと続きますように そんな願いを込めて 今日も、私は兎小屋の掃除をする ―END―