―そして、来てしまった当日― 「きゃぁぁ〜大島くーん」 「会長ぉ待ってくださーい」 朝から、聞こえるのは甘ったるい女の子達の声 黄色い悲鳴の先には、必ず大島皐月生徒会長がいる そうだった… 大島くんってファンクラブがあるほど、おモテになる方だった… 今は昼休み… 大島くんは、あっちこっち逃げ回っている 渡せないかもしれない ましてや、告白なんて… どんどん弱気になっていく私 だって、聞いちゃったんだ… 大島くんの噂 『生徒会長は、本命の子からしか受け取らない』 そんな噂を…