「…期待してる。」


やっと出てきたのはそんな言葉で。

そんな私に那都はフッと笑って、


「ああ。」


とだけ答えた。



その後は二人でゆっくりたまり場へ帰って。

お互い…終始無言だったけど、でも私たちにはそれで十分だった。


たまり場に着いた後は、家まで送ってもらって今はベッドの中。
今日の事を1人で思い返して、1つ分かったことがある。



私はやっぱり…