「ちょっ?えっ?」


『今日のラーメンは特製のだしを使ってるらしいよ。』




カエルのね。




「マジで!?」


『でも、俺急に親子丼食べたくなったからあげる。』


「ぃよっしゃーーッ!!サンキュー♪」


桜井はパチンッと両手を合わせ、勢いよく食べだした。




良かった。
桜井がバカで。




俺は静かにいただきますと手を合わせ、親子丼を食べ始めた。






その後も嫌がらせらしきものが続いた。




机の中からヘビが出てきたり




ジャージが破られてたり




教科書に『死ね』って書かれていたり




まぁ全部桜井に処理させたけど。




なんだか幼稚だな。




陰湿なのじゃなくて、正面から来てほしい。




それを楽しみにしているんだから。