プ リ ン ス

なんか……




胃に脂が入ってく感じ。




胃もたれしそうな感じが、なんだかクセになる。




俺は全部は食べ切れなかったが、美味しくいただいた。






食後の紅茶……




ってここは聖女じゃなかった。




ついいつもの癖で。




でも紅茶が飲みたい。




『桜井。』


「なに?」


『紅茶。』


「は?」


俺が紅茶を頼もうとしたら頭を傾げた。




「そこに自販機あるから自分で買えば良いじゃん。」


桜井は自販機という大きな箱みたいな物を指差した。




『あの箱から飲み物が出てくるのか?』


「ぶっ」


桜井は飲んでた水を吹き出した。




俺は咄嗟に横へ避難したから、かからずに済んだ。