私は無言で左足を出した。 「これじゃ歩けないな。 ……帰って冷やさねぇーといけないし。 帰るか?」 私は顔をあげた。 「……嫌ッッ!!」 絶対、嫌だッッ!! 帰りたくないよ。 「ダメだ。帰るぞ」 私の気持ちを無視しないでよぉ………。 「来たばっかりじゃん! 帰りたくないッッ!」 「仕方ねぇーだろ?」 それでも一緒にいたい。 私は今、我が儘を言ってると思う。 だけど…… 気持ちが抑えられないの……。