「来たばっかりじゃん! 帰りたくないッッ!」 「仕方ねぇーだろ?」 「大丈夫だもんッッ! 歩けるよ」 胡桃はさっきいた人通りが多い場所に戻ろうとした。 「待てよ。どうしてそんなに嫌がるんだよ?」 胡桃は足を止めた。 そして俺の方を向いた。 「だって…」 「だって?なんだよ」 「だって迷惑かけたくないんだもん。いつも、いつもドジばっかりして、陸に迷惑を沢山かけて……。 今日こそはって思ったのに………。」