リフレイン〜3rd Season〜


あたしは急いで病院に向かった。



他のことなんか考えられなかった。




ただ潤に会いたい。




会って顔を合わせたい。




それだけだった。




「――すみません、戸田潤はどこに入院してますか?」




あたしは車を運転し、病院に着くと受付に行く。




「えっと…戸田潤さんは5階の102号室ですね。失礼ですが、ご親族の方ですか?」




「はい。妻です」




あたしはキッパリと答えた。




「そうですか。では行ってらっしゃいませ」




受付嬢はニコッと微笑んだ。




潤…潤…もうすぐ会える。




もうすぐ…会えるよ…。




あたしは早歩きで潤の病室へと向かう。




「……ここか…」




エレベーターを降り、潤の病室の前で立ち止まる。




あたしは深呼吸をすると、病室の扉に手を掛けた。