リフレイン〜3rd Season〜


「潤!どうしたの…」




あたしは潤の体を揺すった。




けどまったく起きる様子はない。



……コイツ…薬盛ったんだ…。




ふざけんなよ…
あたしが黙ってると思っていい気になりやがって…。




ちょうどいい。




だったらここで決着つけてやろーじゃん。




「アンタいい加減にしなよ…黙ってりゃあ調子に乗りやがって…」



あたしは宮下を鋭く睨み付けた。



宮下は怯えたようにあたしを見る。




「なっ…何よ!あたしはあなたなんかよりも潤さんを愛してるのよ!?」




「いくら相手を愛してたって実らない恋だってあるんだよ。バカじゃないんだから、それくらい分かりなよ」




あたしは潤に寄り添いながら言い切った。




コイツ、許せない。
マジでサイテー…!!




「う、うるさいわね…黙りなさいよ…!!」




宮下はプルプルと震えながら、あたしを睨む。




「あんたさえいなければ…っ…潤さんはあたしのモノだったのに…!!」




宮下はあたしに背を向けると、キッチンに置いてあった包丁を手に取った。




そしてそれをあたしに向ける。




いきなり包丁かよ…。
危ないなぁ…




「あんたがいるから…あんたがいるから……!!」




宮下は呪文のようにそう呟きながら、あたしに近寄ってくる。