「宮下に…?」
「うん。家まで送ってもらった時に落としたって言ってたよ。」
あたしは潤の手にピアスを握らせた。
「……潤…浮気とか、してないよね…?」
「何言ってんだよ…そんなことするわけないだろ」
潤はあたしの肩をグッと掴んだ。
その力強さから潤の怒りが伝わってくる。
そりゃそうだよね…。
潤は浮気なんかするような人じゃないのに。
あたし、最低だ…。
「……っ…だって…!潤、言ってくれなかったじゃん!宮下さんのこと送ったならそう言って欲しかったよ…!!」
あたしは顔を両手で覆い、再び泣き出してしまった。
あぁ、ウザイ女って思われたかな。
でも…これがあたしの本音。
潤が好き。
好きなんて言葉じゃ表せない。
愛しすぎてて…不安になる。

