「じゃああたしもそろそろ帰るけど……朱里と健太はまだいる?」
「いや、もう行くよ!一緒に帰ろうぜ!」
「そうね。そうしましょ、水樹」
二人がそう言ってくれたので、あたしは一緒に帰ることにした。
「二人とも、これからデート?」
「うん、デート!軽くバーで一杯って感じかな」
健太はとても嬉しそうにそう言う。
エレベーターに着き、三人で乗り込む。
「みず、雅樹くん達のお迎えって誰が行ったの?」
「あぁ、今日は潤!交代交代でお迎え行ってるんだ」
「そうなの…。いいわね、協力的な夫婦って」
朱里が羨ましそうに言う。
「ちょっとちょっと!俺だって協力的だよ!?結婚したら、絶対いい旦那さんだよな!」
健太が割り込むように入ってくる。
ぷぷっ。
健太、ウケる!
「そうねぇ……そうだったら嬉しいわ」
「だねーっ!」
「ちょっ、なんだよー!二人とも!」
ホント健太って面白い。
ま、中身もいいヤツだけどね。

