あたしは“ありがと”って言った。
潤はニコッと笑ってくれた。
やっぱ潤と夫婦になって良かったよ。
あたしは心からそう思った。
「よし、潤!あたし着替えたら出るね!」
あたしは朝ごはんの食器を潤に渡した。
「おう、遅れんなよ!」
潤はあたしの背中をポンッと押した。
寝室に入り、ブラウスを着てスーツを着る。
確か今日は与党幹事長だったっけ。
最近は人数が足りてないのか補充警護員の要請が多い。
あたしも早く潤みたいに昇格したいな。
第三係に昇格すれば担当する用心もできるし…。
第四係は基本、応援警護だからなぁ。
ま、SPには違いないけど。
「じゃ、行ってきまーす!」
あたしは雅樹達の頭を撫でた後、潤と軽いキスを交わした。
「あー!パパとママがチューしてるーっ!」
雅樹があたしと潤を指差した。
あ、見られてた?(笑)
「ほら雅樹。ママのこと送ろう」
潤は雅樹を抱っこした。
「うん!おくるー」

