リフレイン〜3rd Season〜


「みず、大丈夫かー?俺も手伝うよ」




「おー、健太。あんた報告書はいいのー?」




水樹の問いに、健太はしゃがみながら答えた。




「大丈夫大丈夫。もう書き終わってるし」




本当に書き終わってるのかしら……。




あたしは健太のデスクに上がっているノートパソコンの画面を見た。




「……なーにが書き終わってるよ」




あたしは画面を見て、思わずそう口にした。




書き終わるどころか、まだ書き始めの報告書。




健太って、本当に性格良いのね……。




あたしは改めてそう感じる。




仲間に何かあれば、自分のことなんてそっちのけで対応にあたる。




自分のことより、まず他人を優先する。




それが健太。




「大きい破片は片付いたけど、あとは小さい破片だね。」




「あとは俺がやるよ。二人はオフィスにいて」




健太があたしと水樹にそう言う。




「えー、大丈夫だよ。あたしもやるから」




「いいから。みずも朱里も女の子だろ?手ぇ切ったりしたら大変じゃん」




さらっとそんなことを言う健太。




あたしは危うく赤面しそうになる。