リフレイン〜3rd Season〜


「こら。一人で抱え込むなって」




「えっ?」




「俺達、夫婦だろ?弱い所も、強い所も見せ合うもんじゃないのか?」




潤はそう言って、あたしを優しく抱き締めた。




そんな優しい彼に、あたしの中の弱さが悲鳴を上げていた。




「あたしね……もしかしたら、お節介かもしれないんだ」




「お節介?水樹がか?」




あたしはこくりと頷いた。




「朱里がね…結婚しても、子育てに没頭する自分が想像できないって。健太にも、同じことを相談されて……」




「あの二人が……」




顔を歪めた潤の胸にあたしは顔を埋めた。




「さっきね…朱里に言っちゃったんだ。“だったら子供なんて作らない方がいい”って。だって……本当のことでしょ?育てる気もないのに作っても可哀想だよ、その子供が。それに…」




「……それに?」




潤の優しい声に、心が落ち着く。




「子供と仕事、どっちが大事なんだなんて……そんな馬鹿な質問、させないでほしいよ……」




「水樹……」




本当の本音は、これだった。




子供と仕事なんて……比べていいレベルじゃない。




意味が分からないよ……。