『マルタイ到着』
無線で朱里の声が入ってくる。
「了解」
あたしと健太は同時に返事をした。
さっきまでの雰囲気は、もう既に任務の雰囲気になっている。
これがあたしのチームの好きな所。
遊びと任務のメリハリがしっかりとついてる。
朱里達が乗った車が到着し、あたしと健太はその車を囲むように位置に着く。
「やぁやぁ、今日はよろしく頼むよ。」
「いえ、とんでもないです」
警護対象者の口から出た感謝の言葉。
まぁ…毎回毎回、こんなマルタイだったらいいなとは思うけどね。
「先に控室の方に」
「あぁ、頼むよ。」

