「例えば?」 「例えば……苦手なのに、無理して飲んでたブラックコーヒーを止めたりとか。泣きたい時は俺の腕の中で泣いてくれたりとか。あとは…」 「あとは?」 あたしはニヤニヤしながら聞く。 「……ベッドの上では…とびっきり可愛い、とか?」 健太は自分で言ったくせに、かああっと顔を赤くした。 「な~んだよーっ!何、顔赤くしてんの!?」 「べ、別に赤くねぇよ////!」 ったく… 健太のヤツ、朱里にベタ惚れだな。