あたし達はその後、一緒にお風呂に入って、ベッドで愛を確かめ合った。




「……っ…んぁっ…」




「愛してる、愛してるよ…水樹……」




潤は何度もあたしの耳元でそう囁いては、激しく愛を伝えてきた。



密着した素肌が心地良い。




身体中に広がる幸福感。




あたしも、苦しいくらい愛してる…。




「……辛かったら…言えよ?」




潤は余裕のない表情でそう呟く。



あたしは声が出せず、ただ頷いていた。




「んっ……!」




潤があたしの中に入ってきた。




あたしは耐えきれず、潤の背中にしがみついた。




潤もそれに答えるように、あたしを抱き締め返してくれる。




「……っ…潤…愛してる…」




「俺も。……愛してるよ」




あたし達は熱く唇を重ねた。




「――あっ!…も……っ…無理っ…!」




「……水樹…っ…」




更に激しくなる律動。




あたしはそのまま意識を手放した――…