リフレイン〜3rd Season〜


「じゃあ、行くわよ?」




「……うん」




あたしはインターホンを鳴らした。




――ピンポーン…




しばらくして、パタパタとスリッパの足音が聞こえてきた。




「はーい。」




ガチャッと玄関扉が開き、お母さんが顔を出した。




「ただいま、お母さん。久しぶり」




「朱里、久しぶりね!待ってたわ。あら…彼が?」




お母さんはすぐに健太に視線を移した。




すると健太は優しい笑みを浮かべ、深々とお辞儀をした。




「初めまして。朱里さんとお付き合いさせて頂いている、佐々倉健太と申します」




「あなたが健太さんね!朱里から聞いてるわ。とってもカッコいい方ね。さ、どうぞどうぞ」




「はい。お邪魔します」




お母さんは、あたし達二人を中へと促す。




あたしはキョロ…と辺りを見渡した。




「お母さん……お父さんは?」