リフレイン〜3rd Season〜


「朱里、顔が怖いよ」




「なっ…!うるさいわよ!」




あたしはスタスタと足早に歩く。




「ったく……俺のが緊張してんだからさ。せめて朱里はリラックスしててよ」




健太はあたしの肩を抱き寄せ、そう囁いた。




「そうよね…ごめんなさい。でも、健太……」




「大丈夫だって。俺、打たれ強いし、精神面でも忍耐力あるし。そう簡単には沈まないよ」




「……そうかしら」




「そうなんだよ!だから心配すんなって」




そう言う彼が、心配で仕方がない。




あのオヤジに彼を傷付けてほしくないし、傷付けるのも許さない。




健太はあたしが選んだ男。




この人は……絶対に大丈夫なの。