リフレイン〜3rd Season〜


「もう……こんなんじゃ、あのオヤジにまたブツブツ言われるわ」




「ははっ。オヤジって」




再び運転し始める彼に、見とれてしまう。




長くて、綺麗な指。




スッと通った鼻筋。




透き通るような白い肌に、ぱっちりした二重瞼の瞳。




やっぱり、健太ってイケメンだわ…。




「朱里っ!」




「きゃっ!な、何よ」




あたしはびっくりして、肩を上げた。




「いや…家、ここであってるかなって」




「家?……あ。」




ふと見上げると、外には見慣れた一軒家。




何年ぶりだろう。




「えぇ、あってるわ」




「そっか、じゃあさっそく行こう。駐車場借りるよ?」




健太はウチの駐車場に車を止める。




どうしよう。




なんだかあたしの方が緊張してきた……。