リフレイン〜3rd Season〜


――…




数日後。




あたしと健太は休みの日を使って、あたしの実家に行くことになった。




まだ不安が続いていると言っても、嘘にはならない。




あの人は……まず他人を褒めるなんてことしないだろう。




とにかく人の欠点を探す。




そんな酷い人間なのだ。




「健太、嫌だったらすぐ帰りましょ。あたしも嫌だし……」




「あははっ!大丈夫だって。朱里は心配しないでよ」




ハンドルを握る彼の姿に、胸がきゅんとなる。




あたし、この人を好きになって良かった…。




「朱里、目が涙ぐんでるよー?」




「う、うるさいわねっ////!」




あたしはグイグイと目を拭った。




すると健太が急にあたしの手首を掴んできた。




あたしはびっくりして顔を上げる。