エレベーターに乗り込むと、そっと腰に腕を回された。 ビクッとあたしが反応すると、健太は優しく微笑み、耳元に唇を寄せてきた。 「キス、していい?」 いつも以上に甘い声。 こんな声出されたら……断れないわ。 「……うん…」 あたしは小さく呟いた。 「朱里、こっち向いて」 クイッと顎を掴まれ、上を向かされる。 絡み合う熱い視線。 そっとなぞられる唇。 「朱里……」 「んっ…」 健太は激しく唇を重ねてきた。