ご飯を食べ終え、二人でレストランを出る。 健太がご飯代を払ってくれて、あたしがお礼を言おうとしたら “お礼なら朱里でちょうだい?” なーんて、悪戯っぽく言って。 あたしは微笑ましく思った。 「健太の家、久しぶりね」 「だな!ずっと来てなかったしな」 恋人繋ぎをしながら、二人で健太の住むマンションに入る。 「朱里、可愛い♪」 「なっ、何をっ…////」 ふいにそう囁かれて、あたしはボンッと顔を赤くした。 健太って、たまにこういうこと言うのよね。 ほんと調子狂っちゃうわ。