リフレイン〜3rd Season〜


しばらく歩いて、洒落たイタリアンレストランに着いた。




健太に手を引かれ、中に入る。




さすがSPをしているだけあるって言うのもなんだけど……健太はエスコートとか、そういう類いが凄く上手い。




今だって、あたしを先に店内へ入れてから自分が入った。




「うわーっ!全部めっちゃ美味そう♪朱里、どれにするー?」




「そうねぇ……じゃあ、あたしはトマトと海の幸のペスカトーレ。」




「お、美味そう。じゃあ俺はー…ほうれん草のクリームパスタ!飲み物はワインでいい?」




「えぇ」




健太は店員を呼び、あたしと自分の分と飲み物を注文した。




「つーか久しぶりだな。二人でこうして飯食うのって」




「そうね。ここ最近、ずっと忙しかったしね」




あたしは目の前にいる彼に、微笑みかけた。




「朱里、俺さ。こんなに人を好きになったのは初めてなんだ」




「えっ…?」




健太は困ったように笑い、あたしを優しく見つめた。