「あたしも佐々倉さんのことが好きなんです。彼女さんがいても……」 「か、茅島さん……」 俺は彼女の迫力にタジタジだった。 と、その時。 「……ふーん…いい度胸してるじゃない」 後ろから聞こえた声。 嘘だろ。 この声は…… 「朱里……」 「どういうことよ、健太」 朱里は腕を組み、俺を見上げた。 「朱里、違う!これは…」 「いいわよ、もう。だったら別れましょ」 朱里は俯き、俺に背を向けた。 は? 何言ってんだよ。 別れる…? ふざけんな!!