「朱里、今日帰りにデートしない?」 俺は仕事終わりに朱里のデスクに寄る。 「いいけど……アンタ、仕事は大丈夫なの?」 「うん。朱里は?」 俺がそう返すと、朱里は嬉しそうに微笑んだ。 「朱里っ!ちょっと来て」 「え?あっ……」 俺は彼女の腕を掴み、給湯室に連れ込んだ。 「ちょっと、健太…」 「いいじゃん。ちょっとだけ」 「ん……」 俺は彼女の華奢な体を抱き寄せ、キスをした。