リフレイン〜3rd Season〜


――次の日。



四係オフィスに彼がやって来た。



「今日からお世話になります、当麻ヒロです。精一杯頑張りますので、よろしくお願い致します。」



……想像以上だ。




色素が薄い、チョコレート色の短髪。
スラッと伸びた長身に、
黒目がちなアーモンドアイ。




いわゆる、イケメン。




「あ。あたしがこの四係の係長の戸田水樹です。よろしくね」




「あれ。……女性の係長なんですか?」




当麻くんは物珍し気にあたしを見た。




「そうなのよ。凄いでしょう?この圧倒的男社会の警察で女が上に立つなんて」




朱里は当麻くんの隣に立ち、腕を組む。




「はい。女性が上司になるのは初めてなので…」




「“なんでこの俺が女なんかの尻に敷かれなきゃいけないんだよ”とかちょっとでも思ったりしたら、出ていっても構わないのよ?」




あ、朱里……。
キツイって!!!




「いえ。俺はそういったつまらないことは思わないし、感じない主義なんです。女性が上司だろうが部下だろうが、俺にとっては同じ現場で働くチームメイトです。」




当麻くんは真面目な顔で言った。