リフレイン〜3rd Season〜


「潤っ!!」




あたしは潤に駆け寄った。




「水樹、大丈夫だったか?」




潤は犯人を片手で押さえ付けたまま、あたしの頭を撫でる。




「なんだよ、姉ちゃんの彼氏か?随分と凶暴じゃねぇか」




犯人は潤に捩じ伏せられたまま、あたしを見上げ、ニヤリと笑った。




「は?アンタさぁ…何考えてるワケ?一回死んどけ!」




あたしは犯人の背中に踵を入れた。




「ぐあっ!!」




バタッと顔を床につけた犯人。




ほんっとウザイ。




こういう奴!!




「水樹、容赦ないな」




潤はクスクスと笑いながら、あたしの体を抱き寄せた。




「あ、あの…。」




あたしは後ろから聞こえた弱々しい声に振り返った。




そこにいたのは…可愛らしい女の子。




あれ?
さっき脅迫されてた店員の子じゃ……




「大丈夫?あなた」




あたしがそう聞くと、ゆっくりと頷く。




「あ、ありがとう…ございました……助けて頂いて…」




ガタガタと震えながら、無理に作った笑顔で呟く彼女。




怖かったよね、あんな目に遭えば。