「……分かりました。あたし…鍛え直します。1から鍛え直して……SATに入隊して見せます。」
「おぉ、勇ましいな」
桐島ちゃんは煙草に火を付け、そう言った。
「――…じゃあな、水樹、宮崎」
「うん。今日はありがとね!」
あれから二時間ほど飲み、居酒屋を出たのは19時近くになっていた。
美姫と桐島ちゃんは2人で帰り、あたしは駅前まで行き、潤が迎えに来てくれることになった。
「じゃあ係長……あたしはここで…」
樹里は静かに言うと、あたしとは反対方向に歩き出した。
「あ、待って!樹里!!」
あたしは思わず呼び止めた。

