リフレイン〜3rd Season〜


樹里は険しい顔のまま黙る。




桐島ちゃんは鋭い瞳を、樹里に向けた。




「あのな。現場は戦場なんだよ。下手をすれば怪我をするし、平気で撃ち殺されたりもする。」




「……はい」




「だからこそ…この部隊には不適合な人材はいらない。居られても迷惑なだけだ」




き…桐島ちゃん……。




キッパリとした言葉に、樹里はけっこう堪えてるみたい。




“不適合な人材はいらない”




でも…確かにそうかもしれない。



一歩間違えれば、死が待っている世界。




それがSATだ。




「……でもあたし…どうしてもSATに入りたいんです。」




「だったら鍛え直して来るまでだな」




桐島ちゃんはそれだけ言うと、ビールを一口飲んだ。




美姫は“当然だろう”というような顔をしている。




あたしも…桐島ちゃんと同じ意見だから。




SATに入るということは…自らを犠牲にすることになる。




治安や仲間、人質を命懸けで守る。




……そんな仕事だから。